[プログラミング][Python]現役大学院生による変数の扱い方-入門編-

目次

1.変数の基本的な使い方

2.変数の応用編(データ型とは)

こんにちは!おがです!今回は「Pythonにおける変数とは?その使い方は?」と題しまして簡単に説明していきます。

Pythonを勉強している方々で

「基礎からPythonを学びたい!」

「変数ってどんなことができるの?」

「Pythonで最初に覚えた方がいいのはどんなもの?」

と思っている方々がいたらぜひ読み進めてみてください!              私自身、Pythonの変数をマスターできたことで文字の                置き換えに役立てられたり、Webスクレイピング(後ほどお伝えします)          やPythonによる図表の作成が簡単になりました!

Pythonの複雑なコードを扱い正確に処理するには、                 プログラムを変数に置き換えたデータが必要となってきます。

ここで変数について簡単に説明いたします。

変数とはデータを取っておくボックスの様なものとイメージしてください。      それらボックス(変数)に”BOXa”と名前(変数名)をつけることで、                                      その名前を用いて変数に値をいれることや、変数から値を              取り出すことが出来るのです。

変数の詳細は下記からどうぞ!

1.変数の基本的な使い方

皆さんは、なぜ変数がプログラミングで必須かご存じでしょうか。          変数によってデータ(数値)に名前を付けることでデータの中身を           即座に知ることが出来るのです。その結果、データが読みやすくなるのです。

他にも

同じデータを何度も使用できる

変数の値変更の幅を省ける

等のメリットがあります。

# 変数名nameに文字列「ヤマトタケル」と入力
name='ヤマトタケル'

# 変数nameの値を出力してください
# print('name')と入力しないこと。入力すると「name」という文字列が出力される。
print(name)


# 変数名numberに数値の12を代入
number=7

# print(number)で値を出力
print(number)

↓出力結果

注意として、変数名は英単語を用いましょう。エラーの原因となるからです。      良い例

name     ○

user_toolbox ○

悪い例

追加    ×

tsuika   ×

それでは変数を活用して、キウイの購入金額を表してみましょう!

#キウイの値段を"kiwi_price"へ、キウイの個数を"kiwi_count"へ入出力
kiwi_price = 200
kiwi_count = 8

# kiwi_priceにkiwi_countを掛けた結果を、変数名total_priceに代入

total_price=apple_price*apple_count

# total_priceの値を出力

print(total_price)

↓出力結果

一度定義した変数の値は上書きすることもできます。

変数自身に数値を足したものを再び同じ変数に                    代入することで、値の上書きを可能とします。                   ややこしいですよね。私も何度かここでつまづいてしまいました。          しかし、百聞は一見に如かず!チャレンジです!

 

#変数名moneyに1500を入力

money = 1500
print(money)

# 変数moneyに6500を足して、変数moneyを上書き
money = money + 6500

# 変数moneyの値を出力
print(money)


↓出力結果

おまけに正方形の面積計算も教えちゃいます。

こちらも上記のコードと同様、変数で数値を定義し計算です。

#正方形の面積計算
#変数名lengthの値を定義
length = 89

Square_area = length * length

#正方形の面積出力
print(Square_area)

↓出力結果

2.変数の応用編(データ型とは)

2.1文字の連結

2つの文字列を繋げるには”+”演算子を利用します。

“+”は数値計算以外にも使われるんです。

# 変数"a_name"に「オムライス」、変数"b_name"に「つくろっかなー」という文字列を代入
a_name ="オムライス"
b_name ="つくろっかなー"

# a_nameとb_nameを用いて、「オムライスつくろっかなー」となるように変数と文字列を繋げる
print(a_name + b_name)

↓出力結果

2.2データ型

Pythonでは文字の列や数値をすべて「型」と呼んでいます。             例えば’Python World’という文字でできているものは”文字列型”           とよばれ「56」等の数値データは”数値型”と呼ばれています。            文章だけでは難しいので早速実践です!

#数値同士の計算を入出力
print(80 + 20)

#ダブルクォーテーション""によって数値を文字として置き換え出力する
print("80" + "20")

↓出力結果

Pythonでは、変数に値を割り当てるときにデータ型が設定されます。         データ型には十数種類ありまして大変ややこしいので今回は文字列型(str)             と整数型(int)、少数型(float)等の判別方法をお伝えします。

何に使うか分からないかもしれませんがいつか役に立ちますので                 頭の片隅に入れて頂きたいです。

#変数名xを"Hello World"で定義
x = "Hello World"

#xを表示:
print(x)

#xの型を表示
print(type(x)) 



#変数名yに数値20を定義
y = 20

#yを表示:
print(y)

#yの型を表示:
print(type(y)) 



#変数名zに少数20.5を定義
z = 20.5

#zを表示:
print(z)

#zの型を表示:
print(type(z))

↓出力結果

長ったですね。ごめんなさい。これで最後です。                   ルールとして、文字列型は文字列型でprint                                     数値型は数値型でprint

これにつきます。

文字列型のとき

print(‘私は’+str(birth_year)+’年生まれです’) ○

print(‘私は’+birth_year+’年生まれです’)    ×

数値型のとき

total= 1 + int(number)            〇

total= 1 + number               × 

birth_year = 1997
# birth_yearを用いて「私は1997年生まれです」と出力してください
print('私は'+str(birth_year)+'年生まれです')

#print('私は'+birth_year+'年生まれです')となるとbirth_yearは数値型となるのでerrorとなる。
#strとすることで「'私は'」等と同じ文字列型となるから

number = '7'
# numberに7を足した値を出力してください
int(number) + 1
total= 1 + int(number)
print(total)

#total= 1 + numberとしてはならない
#「1」と同じ数値型にするには「int」という整数であることを証明する文字が必要

↓出力結果

いかかがでしたでしょうか。Pythonは使えるようになれば              簡単ですが、慣れるまで大変苦労します。                     いきなり上記のようなことを見ないでするというのは至難の業です(笑)

ユーチューバーやテレビで見るような何も見ないでコードを書く人たちは          プロフェッショナル中のプロフェッショナルと思って頂いて大丈夫です。       分からないときは下記のメッセージ欄にコメントください!             一つずつ、着実に限界を超え続けましょう!

ありがとうございました。

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